【決定版】現地に住む日本人が解説!「マレーシア」で営業活動をする際の注意点BEST5

「マレーシア」で営業!日本との差はある?

日本の伝統的な営業活動と同様に、メールや電話でアポイントを取得して、実際に先方の会社を訪問する手法が一般的です。

一方、異なるアプローチとして、直接的なプロモーション活動が行われることも多いです。例えば、美容クリニックのようなサービス業界では、特定の顧客層に対してプロモーションの営業メッセージをメールやダイレクトメールで送付することで、来店を促進しています。

また、クレジットカード会社や銀行などの金融関連の業界では、ショッピングモールの一角を利用してブースを設け、ショッピングを楽しむ顧客に対して、新しいクレジットカードの提案や特典の説明を行っています。

マーケティングで一番効力を発揮するのは?

マレーシアで営業活動をする際のSNSのイメージ画像

マーケティングは、企業やブランドが目指す目的やターゲットに応じて、適切なマーケティング活動を展開することが求められます。たとえば、ブランドや商品の認知度を一気に広げることが主な目的である場合、マレーシアでの利用者数が非常に多いソーシャルメディアプラットフォーム、特にFacebookやInstagram、YouTubeを活用するのが一般的です。

一方で、特定のターゲット層に絞り込んでのマーケティングや、具体的なコンバージョンの獲得を目的とする場合、Googleのリスティング広告やターゲットリティング広告が有効です。これらの広告は、ユーザーの検索行動や過去の購買行動など、様々なデータを基にして、最も適切なタイミングでの広告配信が可能です。

新規顧客開拓はどうやっている!?

ショッピングモール内でのダイレクトな声掛けや勧誘で、特定の商品やサービスの魅力を直接伝えること、オンラインの領域では、SNSやオンライン広告を活用したデジタルマーケティングが主流となっています。

顧客とのやり取りはSNS?メール?

マレーシアで営業活動をする際のおすすめSNSであるwhatsappの画像

コミュニケーションの手法として、メールや電話は依然として非常に有効ですが、マレーシアでは、高い普及率を誇るwhatsapp(ワッツアップ)は、その手軽さやビジネス向けの機能が充実していることから、多くのビジネスパーソンや企業に支持されています。

また、InstagramのDMやFacebookのMessengerも、特に若い世代を中心に、日常的なコミュニケーション手段として非常に人気があります。

その他、商習慣で違う点

マレーシアで営業活動をする女性ビジネスパーソン

コロナによる廃業や人手不足の影響で、Webサイトに記載されている電話番号や住所が変更されることや、担当者の退職による取引の中断が見受けられます。

マレーシアには、国や州が定める祝日や多民族国家マレーシアならではのそれぞれの宗教や文化に由来する祝日があり、年間約17日の休日が存在しますが、長期休暇前後は業務モードから離れがちです。アポイントメントは休暇後の取得が望ましいでしょう。

なお、電話によるアポイントメントは社員が出勤してくる10時から16時の間に取ることが効果的です。

まとめ

マレーシアでの営業活動は、日本と大きく変わる点はありません。商習慣で違う点で述べた通り、アポイントメントは休暇後の取得が望ましく、電話によるアポイントメントは社員が出勤してくる10時から16時の間に取ることが効果的です。

ABOUT US
この記事を書いた人

マレーシアで営業活動をする際のおすすめSNSの記事筆者のプロフィール写真

アイコ

[得意分野]営業開拓・リサーチなど

クアラルンプール在住6年目。現地での営業活動のご相談&お手伝い、不動産情報やビジネスなどの情報収集などお気軽にご連絡下さい。